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【特別企画】伊藤さん講義

先日のゼミ活動では、院生である伊藤さんに講義を行っていただきました。

伊藤さんは、現在大学院で研究なさっている「臨界点」について、研究的な分析とそれに絡んだ伊藤さんのこれまでのご経験をお話ししてくださいました。1コマのみの講義でしたが、とても有意義で、大変貴重なお話を聞くことができました。ゼミ生からもたくさんの質問が殺到し、さらにご丁寧にお答えいただきました。


これまで、伊藤さん自身のお話を詳しくお聞きしたことはなかったため、どのエピソードも大変興味深く、驚きの連続でした。


伊藤さんは事業活動を行う上で、中東戦争による好景気時代や、バブル崩壊、リーマンショック、東日本大震災等々…歴史的な局面をご経験されておりました。

私にとっては、それらの多くは経験したことがなく、教科書の知識でしかなかったため、新鮮に感じました。現在も伊藤さんはご自身で事業をなさっておりますが、バブル崩壊の際には新たな事業を開始するなど、大事な局面での判断が現在に繋がっているのだと感じました。


また、現在研究されている「臨界点」について、ご説明してくださいました。

伊藤さんのおっしゃる「臨界現象」とは「パラメーターを連続的に変化させるとマクロの性質が変わる」ということであり、すなわち「物事を進める力が一方向だけに加わり状況が一変してしまう」ことを指します。

これらは、物理学的にも研究されていることですが、今回伊藤さんは、ご自身の周りの経営者の方々へのヒアリングを通して、経営にもこの臨界現象を引き起こす「臨界点」が存在しているのではないか、ということを分析なさっています。


お話の中で、9.11の爆破テロなどのこれまでの歴史的事象や、コロナ禍での各国の経済事情などの現在の事象を例に、多様な局面でこの「臨界点」がどのように作用しているのかを説明してくださいました。そのため、難しい研究内容でしたが、大変わかりやすく、理解することができました。


最後に、竹下ゼミで学んだことについてもお話してくださり、私自身これまでのゼミ生活を振り返る機会となりました。それと同時に、竹下ゼミに入ってよかったことの一つとして、今回のように貴重な院生のお話を聞くことができるということを実感しました。



知識の必要性についてもお話してくださり、竹下ゼミの院生として、人生の先輩として大変貴重なお話をしてくださりました。



伊藤さんは、大変物知りで、建築や美術、音楽にも非常に精通していらっしゃる方ですので、また他にもたくさんのお話をお聞きしたいと思っております。

今回のゼミ活動では、ゼミ生全員が竹下ゼミでよかったと実感し、伊藤さんへの憧れをさらに強くしました。学びを深めるゼミ生の姿を示してくださり、これまでのゼミ活動を振り返る機会となりました。伊藤さんありがとうございました。






さて、先週のゼミにて我々の年内の活動は終了いたしました!


後は、5期生は卒論、6期生はゼミの引き継ぎや就活等々、

それぞれ忙しいとは思いますが、頑張っていきましょう。



もう少しで、クリスマス!

サンタクロースはいると思いますか??

竹下先生の授業をとっているみんななら、もちろん答えは一つですね。



Wishing you a Merry Christmas and a Happy New Year!!



 
 
 

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